kamakiri deploy
使い方
kamakiri deploy <path> [--no-wait]
<path> には、ビルド済みの出力が入ったディレクトリか、それをまとめた .tar.gz または .tgz のアーカイブを指定します。ほかの形式のアーカイブは受け付けません。デプロイとは何か、どんな上限があるか、ロールバック、CIからのデプロイについてはデプロイをご覧ください。
$ kamakiri deploy ./dist
Uploading 2 files (0.3 KB)... done (0.0s).
Deploying...
Deploy: 20260919-165349-736
✓ live: https://my-site.kamakiri-pages.jp
$ kamakiri deploy ./dist
アップロード中: 2件のファイル (0.3 KB)... 完了しました(0.0秒)。
デプロイ中...
デプロイ: 20260919-165349-736
✓ 公開中: https://my-site.kamakiri-pages.jp
サイトが公開された時点でコマンドは終了します。✓ 公開中 の行に出るのは、訪問者が使うURLです。正規ドメインがHTTPSで配信を始めていればそのドメイン、そうでなければ kamakiri のサブドメインです。どちらもまだ配信していなければ、URLは付きません。待ち時間が長かった場合は、✓ 公開中: https://example.com(約42秒) のように、おおよその所要時間が付きます。
およそ50MBを超えるアップロードでは、アップロードの行に転送量のカウンターが出て、その場で更新されます。この行に出る時間は、アップロードがサービスに受け付けられるまでのもので、そのあとの待機は含みません。
ディレクトリからアップロードされるもの
名前がドットで始まるファイルとディレクトリは除かれます。そのため .git、.env、.well-known/ はアップロードされません。ファイルへのシンボリックリンクは、リンク先の内容として含まれます。ただし、リンク先の名前がドットで始まる場合は除かれます。ディレクトリへのリンクがあると読み取りエラーでデプロイが失敗し、デプロイするディレクトリの外を指すリンクがあるとデプロイは止まります。
_redirects や _headers に受け付けられない行があると、何もアップロードせずにデプロイが止まり、エラーがその行を示します。アーカイブの場合はこの確認を行わず、アップロードしたあとにサービス側で確認します。
公開される前に終了する
--no-wait を付けると、アップロードが受け付けられた時点で終了します。→ の行はサイトのアドレスで、新しいデプロイがもう配信されているという意味ではありません。
$ kamakiri deploy ./dist --no-wait
Uploading 5 files (0.4 KB)... done (0.0s).
Deploying... queued (--no-wait).
Deploy: 20260919-165352-453
→ https://my-site.kamakiri-pages.jp
Publishing continues in the background; check kamakiri status.
$ kamakiri deploy ./dist --no-wait
アップロード中: 5件のファイル (0.4 KB)... 完了しました(0.0秒)。
デプロイ中... 処理を受け付けました (--no-wait)。
デプロイ: 20260919-165352-453
→ https://my-site.kamakiri-pages.jp
公開処理はバックグラウンドで続きます。kamakiri status で確認してください。
ご自身の対処が必要で待機が止まったとき
CDNのキャッシュが、ご自身で対処するまでクリアできない状態になると、待機はそこで止まります。✗ の行が何ができなかったかを、その下の行が解消の方法を示します。
$ kamakiri deploy ./dist
Deploy: 20260301-143022-384
✗ Deployed, but the WebAccel cache was not flushed: the stored credentials were rejected.
Run kamakiri cdn credentials to update them; once they are accepted the flush retries and completes on its own.
$ kamakiri deploy ./dist
デプロイ: 20260301-143022-384
✗ デプロイは完了しましたが、WebAccel のキャッシュをクリアできませんでした: 保存されている認証情報が拒否されました。
kamakiri cdn credentials を実行して更新してください。認証情報が受け付けられると、キャッシュのクリアは自動的に再試行されて完了します。
デプロイは保存され、サイトもそのデプロイを指しています。古いままなのは、その手前のキャッシュだけです。示された状態を解消すればキャッシュのクリアは自動的に再試行され、kamakiri status で公開されたことを確認できます。この例の認証情報については kamakiri cdn をご覧ください。
サイトに紐付ける前
kamakiri init でディレクトリをサイトに紐付けるまでは、何もアップロードされません。
$ kamakiri deploy ./dist
no site linked. Run "kamakiri init" first
$ kamakiri deploy ./dist
サイトがリンクされていません。先に "kamakiri init" を実行してください
認証情報は紐付けより先に確認されます。そのため kamakiri login をまだ実行していないマシンでは、ログインしていないことが表示されます。
終了コード
- 0。 サイトが公開されたとき、
--no-waitを付けた場合はアップロードが受け付けられたときです。 - 1。 サイトが紐付いていないとき、認証情報がないかAPIキーが拒否されたとき、パスが存在しないとき、ディレクトリが空のとき、ディレクトリの外を指すリンクがあるとき、アーカイブが
.tar.gzでも.tgzでもないとき、_redirectsや_headersの行が受け付けられなかったときです。アップロードがクライアント側の上限である500MBまたは20,000ファイルを超えたとき、デプロイのサイズ、ファイル数、設定のサイズがプランの上限を超えるとしてサーバーに拒否されたとき、アカウントの制限を超える頻度でデプロイしたときも同じです。このバージョンのクライアントをサーバーがサポートしなくなったとき、リクエストが失敗したか拒否されたときも1です。✗の行で待機が止まった場合も1で、報告はその行だけです。標準エラー出力には何も出ません。 - 130。 待機中に Ctrl-C を押したときです。デプロイはそのまま続きます。